Person05
T.Y
「クライアントの要望は絶対!」
納期と品質を最優先に、不可能を可能にしていく
営業スタイル
Profile
営業
2021年入社
仕事帰りの池袋ブラブラが日々の楽しみ。街中で自分の携わった製品を見つけ、色々な思いがよみがえることもしばしばだとか。
営業と生産管理は二人三脚。
緊密な連携が成功を生む
大学を卒業した後、一般雑貨品のメーカーに就職し、そこで品質管理の業務を行っていました。大きな不満があったわけではないのですが、子どもの頃から好きだったアニメに関わる仕事がしたいと考え、オミ株式会社に営業職として転職しました。
OEMでのアニメグッズ制作を主とする弊社では、メーカー様や版元様がクライアントになります。いわゆるルート営業ですね。担当するクライアント様から「こういう仕様でこういうものを作りたい」などとご相談をいただき、詳細をうかがったうえで実現のための提案を行っています。私は見積もり作成、スケジュール確認、進行管理、納品までの一連の流れを担当しています。
営業にとって頼りになる存在が、生産管理のスタッフです。クライアント様の意向を彼らに伝えると、彼らが中国の工場とやりとりをして、見積もりをとり、発注後の工場側の管理をしてくれます。営業はそれを受け、クライアント様との折衝を担当します。営業と生産管理は二人三脚ですね。お互いに緊密に連携しながら動いているので、納期までに遅延なく生産を進めることができます。
工場が無理といった製品も、
知識・経験とコネクションを駆使して
実現させる
OEMの製造なので、基本的にはクライアント様が企画された製品を生産することが多いのですが、たまに「今度の展示会に出品する商品を企画してほしい」と言われることなどもあります。その際は、これまで培ってきた製造知識を生かし、ご提案を差し上げたりもしています。自分の企画が製品として形になり、お客様に喜んでいただけると、やはりうれしいですね。また、実現が難しいと言われた製品を、作ることができたときなどは、本当にうれしいです。
以前、クライアント様から「アニメのワンシーンに出てくるマグカップを製品化したい」というご相談がありました。そのマグカップの持ち手にはそれぞれのキャラクターカラーが塗られていたのですが、持ち手に色をつけることが難しく、工場からは「できない」と断られてしまったのです。そこでなんとか実現させる方法はないかと模索し、持ち手部分を別の工場に発注し、色をつけてもらったうえで再度持ち手をつける方法を見つけました。そうやって、不可能と言われた製品を実現させることができたのです。工場と工場をつなぐという一種の離れ業ですが、多くの協力工場を持ち、数多くのグッズを作ってきた弊社だからこそできたことだと思います。このマグカップは公式サイトなどで販売され、好評だったようです。こうやって、作り方を模索してなんとか実現した製品がお客さまに喜んでいただけた時には、なんとも言えない喜びを感じます。
二大鉄則
「納期は死守」
「クライアントの要望にはすべて応える」
弊社には「クライアント様の要望には全部応える。無理に思えることでもすぐに断らずにいったん持ち帰って、なんとか検討する」という社長の方針があります。そのためには、いろいろなことに臨機応変に対応できる柔軟な発想が求められます。無理そうに思えることでも、知恵を絞って考えれば、なんとか打開策はあったりするんですよね。
納期に関しても「絶対死守」が鉄則です。そのためには、中国の工場まで社員が自ら製品を取りに行って、ハンドキャリーで何箱も持ち帰るという荒技を駆使することもあります。納期と品質に関しては、最優先事項として絶対に妥協はしないですね。こうやってクライアント様の要望に応え続けていくことで、信頼されて、次の発注につながるようになるのだと思います。この業界では常に新しいものが求められているので、アンテナを高くして情報をキャッチアップしていきたいと思います。こうやってクライアント様やその先にいるお客さまに喜ばれる製品を作りたいですね。その製品がシリーズ化されたり、大ヒットしたりすればなおうれしいだろうと思いますね。